重度のガタガタ・叢生
【治療前】
【治療後】
主訴 | 八重歯、上下のガタガタ |
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年齢・性別 | 37歳、女性 |
診断 | 上顎両側&下顎左側3番の八重歯、上顎両側2番&下顎右側4番反対咬合、上下顎前歯部叢生、両側AngleⅡ級 |
治療期間 | 2年 |
抜歯/非抜歯 部位 | 抜歯 上下左右4番 |
治療装置 | 唇側マルチブラケット装置 歯科矯正用アンカースクリュー |
治療の主なリスク・副作用 | 前歯の歯根吸収および歯肉退縮(ブラックトライアングル)が生じる可能性がある 顎間ゴムによる顎関節症、歯間部削合などによる知覚過敏を生じる場合がある |
治療費用 | ¥840,000 |
症例解説
八重歯と前歯部のガタガタを主訴に来院されました。上下顎とも叢生の量が大きかったため上下抜歯を行いました。上顎スペース閉鎖後に少し前突が残ったため、上顎に矯正用アンカースクリューを埋入し上顎歯列の遠心移動を行いました。最終排列時に鼓形空隙の改善の為に、一部下顎前歯に歯間部削合を行いました。叢生量が大きかったため、逆に歯の移動量が少なく比較的短期間で治療が完了しました。治療の結果、機能的で緊密な咬合が獲得できました。口元もわずかに前突感が改善しました。