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叢生 反対咬合

反対咬合・叢生

主訴 受け口、ガタガタ、右の顎関節がひっかかる
年齢・性別 20歳、女性
診断 前歯部反対咬合を伴う上下顎前歯部叢生、右上2番&左上5番の根管治療歯、下顎の前方への誘導、上下顎両側8番の埋伏歯
治療期間 3年
抜歯/非抜歯 部位 抜歯 上顎右側2番&左側5番、下顎両側4番
治療装置 上下顎マルチブラケット装置(通常の装置)
治療の主なリスク・副作用 前歯の歯根吸収および歯肉退縮(ブラックトライアングル)を生じる場合がある、顎関節症が悪化する場合がある
治療費用 ¥840,000
症例解説

前歯部の反対咬合を主訴に来院されました。上下顎ともに両側2番が歯列からはみ出ているシビアな叢生でした。通常上下顎両側4番抜歯を行いますが、上顎右側2番と左側5番は神経を抜いていたため抜歯しました。下顎は通常通り両側4番を抜歯してマルチブラケット装置により排列を行いました。結果、メンテナンスしやすい機能的な咬合となりました。反対咬合により前方に誘導されていた下顎の位置が改善したことや抜歯により口元が後退したため、側貌も改善しました。顎関節症状も改善し、上顎の反対咬合による前歯部のロックが解除されたことが理由として挙げられます。