外科的矯正・叢生・骨格性上下顎前突
【治療前】
【治療中】
【治療後】
| 主訴 | 上下顎ガタガタ、咬みにくい |
|---|---|
| 年齢・性別 | 27歳、女性 |
| 診断 | 骨格性上下顎前突、上下顎前歯部叢生、両側AngleⅢ級 |
| 治療期間 | 術前矯正1年6か月、手術＆入院3週間、術後矯正2年4か月 |
| 抜歯/非抜歯 部位 | 抜歯 上顎両側4番 |
| 治療装置 | 唇側マルチブラケット装置 上下顎骨切り術(岡山大学口腔外科施術) 歯科矯正用アンカースクリュー |
| 治療の主なリスク・副作用 | 手術の影響で知覚麻痺が起こることがある。 周囲組織の影響で後戻りを生じる場合がある。 歯根吸収や歯肉退縮の可能性がある。 下顎前歯の歯肉退縮が生じる場合がある。 |
| 治療費用 | ￥保険 |
症例解説
口元の突出感、前歯のガタガタ、顎が出ていることを主訴に受診されました。上下のあごが大きく、上顎前歯の唇側傾斜、前歯部の叢生を認めたため上顎両側4番を抜歯して、上顎骨を3分割LeFrotⅠ型骨切り術を行い、上顎臼歯部の圧下、前歯部の舌側移動を行いました。下顎は下顎枝垂直骨切り術で後方移動を行いました。術後も上下に歯科矯正用アンカースクリューを埋入し上下歯列の遠心移動を行いました。治療の結果、口元は改善し、機能的で緊密な咬合が確立できました。