開咬・ガタガタ・出っ歯
【治療前】
【治療中】
【治療後】
主訴 | 出っ歯、開咬、ガタガタ、 |
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年齢・性別 | 10代、女性 |
診断 | 上顎前歯の唇側傾斜、前歯部開咬、上下顎前歯部叢生、両側AngleⅡ級、下顎両側8番の埋伏歯、全体的に歯根が短い |
治療期間 | 約2年半 |
抜歯/非抜歯 部位 | 抜歯 上下顎左右4番 |
治療装置 | 唇側マルチブラケット装置、インプラントアンカー 顎間ゴム |
治療の主なリスク・副作用 | 前歯の歯根吸収、前歯部の歯肉退縮やブラックトライアングルが生じる可能性がある、顎間ゴムによる顎関節症が生じる場合がある。 |
治療費用 | ¥80万円後半 |
症例解説
出っ歯、ガタガタ、開咬などを主訴に来院されました。大臼歯部の挺出によるシビアな前歯部の開咬であり、通法どおり前歯部に顎間ゴムを使用すると前歯の挺出によるガミースマイルの悪化が予想されたため、矯正用アンカースクリューによる大臼歯部の圧下を行いました。小臼歯4本抜歯を伴う唇側マルチブラケット装置を用いて歯列を排列し、上顎67間の頬舌側に矯正用アンカースクリューを埋入して上顎大臼歯の圧下を行いました。また途中前歯部干渉が生じたため、下顎前歯の圧下も行いました。結果、前歯部開咬が改善し、緊密で機能的な咬合を達成することができました。見た目もよくなり患者さんやご家族にも大変喜んでいただくことができました。