出っ歯・すきっ歯
【治療前】
【治療後】
| 主訴 | 上顎前歯の出っ歯、隙間 |
|---|---|
| 年齢・性別 | 17歳、女性 |
| 診断 | 上顎前突(下顎骨の後退)、上顎前歯の唇側傾斜、上顎前歯部スペースドアーチ、過蓋咬合、下顎前歯部軽度叢生、両側AngleⅡ級、上下顎両側8番の埋伏 |
| 治療期間 | 2年 |
| 抜歯/非抜歯 部位 | 非抜歯 |
| 治療装置 | 唇側マルチブラケット装置 歯科矯正用アンカースクリュー |
| 治療の主なリスク・副作用 | 前歯の歯根吸収および歯肉退縮歯（ブラックトライアングル）、顎間ゴムによる顎関節症、知覚過敏を生じる場合がある |
| 治療費用 | ￥820,000 |
症例解説
上顎前歯の出っ歯、すきっぱを主訴として来院されました。最初は上顎の4番抜歯を考えましたが、一旦非抜歯にて上顎のスペース閉鎖したところ、口元がかなり改善したため、上顎両側4番抜歯から埋伏している上顎8番抜歯へと変更しました。上顎に歯科矯正用アンカースクリューを埋入し、臼歯関係がⅠ級に改善するまで上顎歯列の遠心移動を行いました。治療の結果、出っ歯は改善され、緊密な咬合が獲得できました。前歯が後ろに下がったため、横顔でも唇が引っ込み、口が閉じやすくなりました。